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沢皮とは

削皮

沢皮

主に山岳部の沢沿いから山の斜面に生育している山葡萄を採取し、樹皮表面の鬼皮だけを、その下の薄皮を傷つけないように丁寧に取り除き、ひごに加工します。はじめは表面が白みを帯び、使い込むほどに琥珀色に変化します。

沢皮の籠

鬼皮を処理した蔓は、ハサミや鉋で8ミリから極細の約3ミリ幅まで、厚さは0.1ミリから0.3ミリほどのひごに整えられます。沢皮のひごは扱いが難しく、美しく編み上げるには熟練を要します。
沢皮で編み上げられた籠は使用とともにしなやかさを増し、色は深みを帯びて味わい深く変化します。
長年の使用により劣化した箇所は修理が可能です。手入れをしながら末永くお使いいただくことができます。
>>山葡萄籠制作工程

沢皮の籠はこちらから