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国産皮とは

国産皮

国産皮

山葡萄籠づくりに適している国産の山葡萄は主に冷涼地の山奥に自生するものですが、ひごに加工できる蔓を採取できるのは、1年のうち梅雨時期の約1ヵ月間に限られます。時期を逃すと幹から上手く皮を外すことができなくなるため、得られた皮はとても貴重なものです。沢沿いに自生するものが特に良質とされ、採取ののち鬼皮を取り除きひごに加工されます。表面が白く輝き、使い込むほどに光沢のある濃い飴色となります。

国産蔓の籠

採取された山葡萄蔓はハサミや鉋で8ミリから極細の約3ミリ幅まで、厚さは0.1ミリから0.3ミリほどに手作業でひごに加工されます。それらのひごを使い様々な籠が編み上げられます。その工程はすべて熟練の職人によって行われます。
国産皮で編み上げられた籠は、はじめは白みを帯び、使い込むほどに色が馴染んで味わい深いものに変化します。
長年の使用により劣化した箇所は修理が可能です。手入れをしながら末永くお使いいただくことができます。
>>山葡萄籠制作工程

国産皮の籠はこちらから