山葡萄の蔓の外皮と内皮を丁寧に削り、均一な厚みに仕上げた特別な素材。
手間をかけることで生まれる、しっとりと艶やかな飴色が特徴です。
繊細さの中に芯のある美しさ──それが、削皮の魅力です。
ハサミや鉋で8ミリから極細の約3ミリ幅まで、厚さは0.1ミリから0.3ミリほどに手作業で加工されたひごを、熟練の職人が様々な編目で籠に仕上げていきます。
削皮で編み上げられた籠は、使い始めからしなやかで引っ掛かりの少ないとても使いやすい籠に仕上がります。
長年の使用により劣化した箇所は修理が可能です。手入れをしながら末永くお使いいただくことができます。
>>山葡萄籠制作工程