山葡萄籠工房では、大切な山葡萄籠と長く美しく寄り添うための〈お手入れセット〉をご用意しております。山葡萄に最適な天然豚毛ブラシと、自社で丁寧に仕上げたオリジナルの純天然蜜蝋をセットに。
素材の呼吸を妨げることなく、艶やかでしっとりとした風合いを引き出します。
時とともに深まる美しさを、ぜひご自身の手で育ててください。
STEP 1
専用の豚毛ブラシで、籠の表面をやさしくブラッシング。
細部にたまったチリやホコリを丁寧に払い落とすことで、
山葡萄が本来持つ艶と表情が、静かに、そして美しく蘇ります。
STEP 2
専用ブラシに、天然の純蜜蝋をほんのりと。
やさしく擦り合わせてブラシに馴染ませたら、籠へ。
塗りすぎは素材の呼吸を妨げてしまうため、
ほんの少しの“ひと手間”が、美しい艶を引き出します。
STEP 3
チリやホコリを払い整えた籠に、
蜜蝋をなじませたブラシで、やさしく全体を撫でるようにブラッシング。
一本一本の蔓に艶が宿り、山葡萄籠がしっとりと呼吸を始めます。
その瞬間から、時を重ねる美しさが静かに育まれていきます。
山葡萄籠工房の山葡萄籠は、仕上げの段階で薄く天然の純蜜蝋を纏い、
控えめで上質な艶を湛えています。
しかし、蜜蝋を塗りすぎると、その艶やかさがかえって曇ることも。
天然の油分が蜜蝋に遮られ、蔓本来の美しさと調和しづらくなるためです。
ご使用を重ねるうち、繊維の隙間に細かなチリやホコリが入り込むこともあります。
そのため、定期的に専用ブラシだけでやさしくブラッシングすることをおすすめします。
時間とともに深まる艶と表情を、日々の手入れでじっくりと育ててください。
山葡萄籠は、使い手の手のひらとともに、美しさを重ねていきます。